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確かに、日本人のSNH48ファンは、ショックですが、僕はAKB48のファンでは無いので、このままSNH48を応援したいと思っています。
ただ、AKBの楽曲を歌えなくなると、オリジナル曲のグレードが落ちてしまうという心配もありますが、期待を持って応援したいと思います。
ネット掲示板などでは、やはり、SNH48側を批判する書き込みがほとんどで、ネトウヨにとって、こんな美味しいネタは無いかのように、中国批判の材料にされているのは本当に残念です。
僕は、日本の内向きな考え方はしたくないので、SNH48分室さん(応援ブログ)の記事に賛成です。
【海外の「おいしい」提携先企業を「契約違反」と言ってしまうAKB48運営会社が「ガラパゴス」すぎて残念な件】
そもそも、どの点で契約違反なのか、分からないしオリジナル曲や北京や広州で展開したのが、AKB側の怒りに触れたなら、どのような契約を結んでいたのか?
僕らには分からないので、結局は感情論であり、「中国は非常識」とか「パクリ」とか言うのは、勝手な決めつけと僕は思っています。
確かに、中国には著作権というものに対して日本よりかなり遅れているが、戦後の日本は、正しく「パクリの国」で欧米の家電メーカーに訴えられたりしていたし、商品偽装は当たり前で、当時の婦人会が野党の力を借りて、食品偽装を撲滅できた経緯があり、高度成長期には、公害だらけで、国民の命より経済発展を優先していたし、子供のお菓子には合成着色料やチクロが入っていて、酷いもんでした。
河には魚は消え、PCBが大問題になっていたのだから、それを忘れたり知らなかったりして、中国を一方的に批判するのは、違うような気がするのです。
そう言えば、公害が酷い時に、綺麗な空気の自動販売機が東京であったそうです。
別に、中国が正しいとか言うのではなく、自分のことを棚に上げて、偉そうなことを言う最近の日本人には呆れるし、日本人が何でも客観的に世界のことを理解しているような風潮は、「井の中の蛙」と思えてくるのです。
話は、SNH48に戻すが、SNH48に秋元氏はあまりにも無関心であり、オリジナル曲を提供するどころか、中国にいってもSNH48には触れようともしなかったのです。
全身大やけどを負ったタン・アンチーさんについてもAKB側は無関心であり、励ますというスタンスは全く見られなかったのですから。
AKB側は、単純にSNH48に対して、楽曲を使用させてその使用料をもらっているという感じなのだと思うのです。
そうなると、使用料をちゃんと払っておけば、SNH48が独自に展開しても間違っていないように思えるのです。
AKBグループの歌は好きだったし、残念ではあるけれど、秋元氏の理念には不信感もあったので、SNH48がいい楽曲に恵まれれば、独自に発展して、AKB48が出来なかった展開をしてゆけばいいと思うのです。
AKBグループは、これからは下降線になるだろうから、SNH48は、どんどん上昇気流に乗って頑張って欲しいです。