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クールジャパン政策を後押しに、フィリピンのマニラでも、新たなAKBグループが出来るそうです。
フィリピンに対して悪いイメージも無いし、多くのフィリピンの方々が日本に来ているので、親近感は持っています。
ただ、MBSの特集で放映していた内容を観ると、フィリピンでのエンタメは、欧米とK-popが主流で、AKB48の知名度もかなり低いのです。
確かに、アジアを中心に世界に「かわいい」文化は広がりつつありますが、まだまだ少数派です。
特に、AKBグループのコンセプトは、かわいい素人の女の子をファンと共に、育成し、成長を応援するという世界では、理解しがたいアイドル文化を受け入れられるのかが問題だと思います。
僕が応援するSNH48(中国:上海)も同様のケースで発足したのですが、フィリピンと違うのは、中国には既にAKB48のファンも多く、AKBのコンセプトを理解しているファンが最初から多かったことです。
そんなSNH48もK-popにはかなわず、オタクだけのマイノリティなアイドルグループでしか無かったのですが、地道な努力と周りの応援(日本企業も多大な貢献をしている)で、今では、だいぶ知名度も上げて、大きな番組やイベントにも呼ばれるようになり、北京や広州にも姉妹グループを作ることに至りました。
しかし、大きくなるにつれ、本部のAKSと決裂することになり、AKB本部から切り捨てられることになりました。
当初は凄く残念で悲しかったのですが、AKSのやり方(放ったらかしで、飼い殺し)では、SNH48は中国では躍進しなかったと思うのです。
僕は、秋元康さんに対して、アジアを結びつける友好のプロデューサーとして期待したのですが、単なる金儲け人ということが分かり、今となっては、AKSと決別して良かったのかもと思っています。
確かに、SNH48の楽曲(オリジナル)のグレードが落ちているというか、今までのコンセプトを遵守していないように思えて、残念だったのですが、オリジナル曲もいい曲もあったりして、楽曲を担当するプロデューサーもK-pop系だけでなく、J-popをよく理解する人もいたりして、期待は持てそうになってきました。
それに、何よりもAKSにもっと知ってもらいたいのは、SNH48のメンバーたちは、AKB48を中心に日本のサブカルチャーを愛し、日本語を身に着けようとするメンバーが多いことです。
AKB48人気が下降線になる中、もし、日本のメディアでSNH48を取り上げることになるとAKBファンは、SNHファンにくら替えすることになるかもしれません。
それだけ、SNH48グループのメンバーは魅力的だし、何よりも日本で対応できるメンバーが多いのは、凄い強みだと思うのです。
K-popが、日本で人気が出た要因の一つは、日本語で喋り、日本語で歌うからだと思うのです。
日本では、中国の悪い面しか取り上げないので、SNH48をいい意味で取り上げることは難しいでしょうね!
実際、日本の有名俳優やアーチストたちが、中国で活動、活躍していることを日本ではほとんど紹介しないのだから、日本はエンタメ界でも閉鎖的というか、ガラパゴス化しているように思えます。
ネットで蔓延している韓国、中国バッシングなどのネガティブ活動が、メディアやテレビ局やスポンサーを委縮させているように思えますね!
K-popは、そんなネガティブキャンペーンで、ガールズグループは人気は下がりましたが、男性グループは今でも大人気です。
僕も知らないグループでも、アリーナツアーやドーム公演を続けているようだし、宣伝が無くても動員できる実力を持っているグループも意外と多いのです。
話はすごく反れましたが、AKSも在日コリアン系の遊興会社が、買収していると聞き、発足当時の代表である秋元氏以外の芝氏、窪田氏は運営から外れ、本来のAKBコンセプトから外れているところもあると思うのです。
大きくみると、日本と韓国のエンタメは混ざり合っていると思うので、中国も含め、もっと交流を盛んにするべきだと思います。
日本も韓国も中国も政治上の理由で、エンタメにも何かしらの圧力をかけたり、壁を作ったりしていますが、お互い良いものは共有して、アジアの市場を大きくしていけばいいと思うのです。
まぁ、色んな妨害や中傷によって、うまくいかないだろうけど、僕はそんな夢が実現出来るように応援してゆきたいと思います!