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SNH48 TeamX 『支え』 『十八の輝く瞬間』千秋楽 マコちゃん(張韻雯)卒業公演より 20161020 - YouTube
AKBグループ(SNH48は、AKBから切り捨てられたけど)のアイドルたちは、日々、メンバーとの人気の格差を感じながら、切磋琢磨しながら成長してゆくスタイルなのです。
勿論、ルックスの良さで人気が上がったりするのだけれど、ルックスと同じくらい自己アピール力も大切で、どんなにダンスが上手く、歌が上手くても、人気が上がるとは限らないのです。
実際、第三回総選挙で2位になったリ・イートンちゃんは、初めは控えのメンバーでダンスや歌もそんな上手では無かったらしく、ルックスも飛びぬけて可愛いという感じも無かったようです。
彼女は、長文ツイートで違う面から人気を上げ、自己アピール力という才能を活かすことで、人気メンバーになりました。
4期生、チームXのマコちゃんこと張韻雯ちゃんは、小柄ながら、パフォーマンスでは凄く頑張っていたし、努力も惜しまずやっていたと思うけれど、MCになると控えめというか、悪く言うとファンサービスに欠けるところもあり、いつの間にか、掴みどころのない女の子というイメージがついてしまった。
自己アピールが下手というか、「不器用な女の子」だったのだと僕は思う。
可愛らしいルックスなのに、坦々とした感じで、喜怒哀楽を出す感じがしなかった。
僕は、それが彼女の個性であり、いいところでもあると思っていたけれど、人気があまり上がらず、ネットでディスられたりしたようです。
彼女の一番の友人であったチェングーちゃんが最近、本人の希望で北京のBEJ48に移籍したのが彼女が辞める決定打になったのかも知れませんが、まだ18歳という若さなので、違う方面で成功し、幸せになって欲しいです。
マコちゃんは、この卒業公演で影アナと初めの自己紹介で泣いてしまったのですが、最後のこの動画にある「支え」という歌で、他のメンバーが泣く中、涙も見せず、気丈に演じきったのは、彼女らしくて良かったです。
Xのメンバーも優しくマコちゃんを送ってあげたので、これで良かったのかも知れないです。すごく寂しいけど…
特に丹三ちゃんは、自分のソロ曲の最後に彼女に対するコメントを述べたり、ところどころで気遣う姿を見て、優しい女の子なんだと感じさせられました。
AKB理念のアイドルは、順位を決められたリ、応援のコールの差を受けたりとすごく残酷な仕事だと思うけれど、単なる仲良しグループで楽しいだけのアイドルより得るものが大きいのだと思う。
今いるメンバーの中でも努力がまだ報われず、頑張っているメンバーは多いと思うし、自己アピールが下手な不器用なメンバーが気になって仕方がありませんが、挫けず頑張って欲しいと勝手にも思ってしまいます。
元AKB総監督だった高橋みなみさんの選挙でのスピーチで報われない努力のことを語り、総選挙で順位が下でも努力を惜しまず頑張っているメンバーのことを気遣っていたことを思い出してしまいました。
アイドルを商売の道具として捉え、アイドルを斜めから見る人も多いですが、アイドルって楽曲グレードも含め、色んな要素を凝縮したもんだと僕は思う!