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最近は、中国の若者が日本の一流大学に進学する為に、新宿などの日本語学校で留学しているそうです。
ネットで中国人留学生を検索してみたら、「心連心」という中国高校生長期(1年)留学という活動が10年以上も続けられているのを知りました。
兎に角、日本へ留学する中国人の若者が多く、日本での在日外国人は、韓国を抜き、中国が一番多いそうです。
日本に来る中国の若者は、日本のアニメなどのサブカルチャーの影響もあり、日本を好意的にみている若者が多いです。
中国の若者は、良い面と悪い面をちゃんと分けて、日中関係の悪化の中でも日本の本当の姿を偏見無く見ようとしている感じがします。
日本は中国をイメージだけで分かったようなことを言い、本当の姿を知ろうとしない感じがします。
まぁテレビでは、中国や韓国の悪い面ばかりを強調し、嫌いになるような発言が多いように思えます。
討論番組でも中国や韓国出身の人に、高圧的にバッシングするコメンティターも居て、配慮のない排他的な言動には、日本人として恥ずかしくなります。
色々な考え方があるのが自然なことで、僕と真逆な考え方をする人を全否定する気持ちは無いですが、仮想敵国を作り、脅威を煽り、軍事的な強さを主張する考え方には、僕は同調しません。
多分、「そんな甘いことを言っていたら、日本は隣国に攻められてしまう」というでしょうが、そんな考え方は第二次世界大戦当時のナチスの国民を洗脳支配する手法であり、未だに、そんな原始的な政権保持のやり方を信じている人は、過去の戦争から何も学べていない人なんだと思う。
僕は、「人と人、心と心」を信じたいと思います。
恐らく、そんな前向きな思いを裏切られるようなこともあるでしょうが、それでもグローバルでリベラルな考え方は変えたくはありません。
中国や韓国を仮想敵国にする人は、もし、世界が日本だけになったとしても、日本の中で新たな敵を作るでしょう。
「友好なのか敵対なのか」これは生き方の有り様だと僕は思う。