新・リストーラ久留島言いたい放題!

社会問題からアイドルの話と枠の無いブログです。

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SNH48 NⅡの動画ですが、この頃は2期生が入って、まだ人気の中心は一期生だったので、二期生は、よく言うと初々しく、悪く言うと垢抜けていない感じがして、懐かしい感じがします。

 

この頃、二期生で最年少だったゴン・シーチーちゃんが、小生意気だったけど、チームのムードメーカーとして個人的に凄く好きだったのです。(今も好きだけど)

 

ここからは話がガラリと変わるが、ゴン・シーチーちゃんは、中国の重慶市出身で、その後も重慶市出身のメンバーは何人かいる。

 

重慶と言えば、旧日本軍による重慶大空襲だが、重慶大空襲と東京大空襲を比較し論じるジャーナリストが居るが、規模は違えど、無差別的に住民を虐殺したことは違いないと思う。

 

最近、日本には過去の戦争での行いを擁護する者が多いように思える。

重慶大空襲でも軍事施設を爆撃対象にしたが、蒋介石が敢えて市街地に軍事拠点を置き、住民を盾にしたと言ったり、ゲリラが住民の中に紛れ込んでいたので、住民に被害が及んだのは仕方の無いことだと言うのです。

 

日本軍の記録と中国の文献を照らし合わせると、住民を攻撃し、恐怖心を煽らせることを旧日本軍や行ったことは、明らかなのです。

 

確実に言えることは、何の罪のない一般住民が無差別に殺されたことは事実で、こんなことを正当化していたら、現代のテロ行為を容認することになってしまうと思うのです。

 

そして、日本の悪い過去を述べると、「日本だけじゃない」と保守の人たちは言うけれど、全く、その通りで、戦争とはそう言うもので、そこに正義なんてものはないのです。

だからと言って、「日本だけが悪いんじゃない」と日本人が言ってしまうのは、違うと思うのです。

日本人だからこそ、反省すべきことは真摯に向き合うことが大切だと思うのです。

 

日中戦争から太平洋戦争に至る経緯は、冷静に見て、「侵略」と見做されても仕方の無いことで、欧米国から経済封鎖されたので、戦争に向かうざる負えなかったというのは、いい訳でしかないと思う。

 

そんなことを言ったら、北朝鮮の一連の行為を認めるのと同じだと思う。

よく考えれば、軍国主義だった日本と今の北朝鮮は似ていると思うし、戦争を体験した人もそう言っている人もいる。

 

僕は「自虐史観」という言葉が大嫌いです。

この言葉を使う人に限って、「愛国心」をアピールするけれど、僕は国の愛し方が違うと今までは思っていたけど、よくよく考えると、盲目に自画自賛し、自国の悪い面を誤魔化そうとする人は、愛国心持って言っているのではないと僕は個人的に思えてきました。

 

僕は、日本のアイドルなどサブカルチャーを好み、日本に対して偏見もなく受け入れてくれるSNH48グループを好きになることこそ、「愛国心」だと思うのです。

 

彼女たちが、日本式ではなく、欧米式のアーチストを好んだなら、多分、僕は関心も持たなかったし、好きにもならなかったと思うのです。

 

中国のアイドルを好きになるから「反日」「売国奴」という者が居れば、その人は上っ面しか見れない思慮の浅い人だと僕は思う。

 

日本にも中国にも互いに仲良くなることを嫌う人は多いです。

互いに敵対することで、恩恵を受ける者がいることを忘れてはいけないです。

その中にはと言うか、その中心はアメリカの利益と密接な関係のある者で、日本では清話会という岸元総理大臣の流れをくむ安倍政権の中枢なのです。

 

嫌う合う人は、嫌い合う者同士で罵ればいいと思うが、僕は互いの違いを認識し、良いものは良いと言える間柄になれるように応援したいと思う。

 

ゴン・シーチーありがとう!