■
南京大虐殺は、捏造だとか、嘘っぱちだとか言う者が増えているが、元日本軍の証言からも事実であるのは、明らかです。
否定派は、虐殺を証明するものが無いと言いますが、百歩譲って、証明するものが無かったとしても、それは、南京大虐殺が無かったという証明にもならないのです。
もし、あなたの親しい人が痴漢や性的被害を受けたと告白をしたとしたら、あなたはそれを証明するものが無ければ、その相手が嘘をついていると決めつけますか?
ただ、中国政府側の政治的な策略で、誇張し被害者を上乗せしていることは考えられます。
だけど、この問題は人数の問題ではありません。
当時の関東軍の醜態は目に余る程のものがあり、「悪魔の飽食」で有名な中国人の人体実験も今の日本人から信じられない歴史があったと思います。
こんなことを書くと、「日本の事を悪く言うなら、日本から出て行け」という馬鹿な輩がいますが、僕が言いたいのは、戦争とはそういうもので、日本に限らず、どんな国の戦争も似たようなものだと思うのです。
日本だけが悪くないという見方もありますが、日本人だからこそ、自分の国の歴史には真摯に向き合い、反省すべきことは、素直に反省するべきで、二度と同じ過ちを犯してはいけないと思うのです。
アパホテルの社長や色んな人が歴史を修正し、過去の戦争を美化したり正当化する人がいますが、それは個人の表現の自由があるので、仕方の無いことかも知れませんが、
日本全体が右寄りの声に流されているのが、怖いです。
特に、テレビでは安倍政権を擁護するジャーナリストや著名人たちが、バラエティ、情報番組にも多く出演し、偏った認識と部分的な事実を言葉巧みに視聴者を洗脳している感じがあります。
日本はメディアに関しては、凄く遅れた感じがして、テレビ局の規制は厳しく、自民党寄りの大手スポンサーの意向もあり、国民を洗脳する手段が、かなり有効なものになっています。
中国でさえ、ネットテレビは進んでいるのに、日本はまだまだ地上波主体の放送なので、メディアに関する規制緩和が必要だと思います。
今の日本と中国・韓国には、双方に、仲良くなっては困る事情があるのだと思うのです。
だから、領土問題、従軍慰安婦問題、南京大虐殺を政治的に利用し、双方の国民に要らぬ感情を植え付けるのです。
例えば、日本にとって中国の脅威が無ければ、アメリカの基地も要らないし、アメリカの戦闘機など軍事的な費用を必要としないのです。
安倍政権は、武器輸出を緩和し、武器で儲けようしていますが、戦争やテロ、内戦などの紛争や脅威が無ければ、武器は売れません。
だから、戦争が無い平和を望んでいない人がいることは、簡単に想像できるのです。
中国政府は確かに、ろくなもんではありませんが、日本人は中国との問題を日本側の言い分と情報しか知りません。
原則、自分たちが正しいという立場で、無効の言い分を聞こうとはしません。
当然、中国や韓国もそうだと思うので、大切なのは相手の立場に立って考え、お互いを知ることだと思います。
政治外交や風潮に影響されず、人を見て触れ合うことで、同調できる部分と違いを認め合うことが、大切だと僕は思います。
相手の悪い面ばかりを誇張し、敵対することを煽ることを止めなければ、人類は確実に滅びるでしょう。
そろそろ、過去の歴史を考えて、学ばなければいけないと思います。
■
最近は、中国の若者が日本の一流大学に進学する為に、新宿などの日本語学校で留学しているそうです。
ネットで中国人留学生を検索してみたら、「心連心」という中国高校生長期(1年)留学という活動が10年以上も続けられているのを知りました。
兎に角、日本へ留学する中国人の若者が多く、日本での在日外国人は、韓国を抜き、中国が一番多いそうです。
日本に来る中国の若者は、日本のアニメなどのサブカルチャーの影響もあり、日本を好意的にみている若者が多いです。
中国の若者は、良い面と悪い面をちゃんと分けて、日中関係の悪化の中でも日本の本当の姿を偏見無く見ようとしている感じがします。
日本は中国をイメージだけで分かったようなことを言い、本当の姿を知ろうとしない感じがします。
まぁテレビでは、中国や韓国の悪い面ばかりを強調し、嫌いになるような発言が多いように思えます。
討論番組でも中国や韓国出身の人に、高圧的にバッシングするコメンティターも居て、配慮のない排他的な言動には、日本人として恥ずかしくなります。
色々な考え方があるのが自然なことで、僕と真逆な考え方をする人を全否定する気持ちは無いですが、仮想敵国を作り、脅威を煽り、軍事的な強さを主張する考え方には、僕は同調しません。
多分、「そんな甘いことを言っていたら、日本は隣国に攻められてしまう」というでしょうが、そんな考え方は第二次世界大戦当時のナチスの国民を洗脳支配する手法であり、未だに、そんな原始的な政権保持のやり方を信じている人は、過去の戦争から何も学べていない人なんだと思う。
僕は、「人と人、心と心」を信じたいと思います。
恐らく、そんな前向きな思いを裏切られるようなこともあるでしょうが、それでもグローバルでリベラルな考え方は変えたくはありません。
中国や韓国を仮想敵国にする人は、もし、世界が日本だけになったとしても、日本の中で新たな敵を作るでしょう。
「友好なのか敵対なのか」これは生き方の有り様だと僕は思う。
■
従軍慰安婦問題で、日韓合意をしたにも関わらず、日韓関係は更に悪化しそうです。
政府間で決めたことを政権が替わる度に、無効というか否定しまうのは本当に残念です。
韓国は、日本から見ると、熟成した先進国とは思えない印象もありますが、
国民の風潮ですべてが流されてしまう気質は、とても危険であり、それを利用する政党や利益団体の道具にされてしまいます。
実際、従軍慰安婦の問題は、当事者の方たちの気持ちは棚に上げられて、偽りの市民団体の活動の武器になってしまっている感じがします。
日本でも多くの政治家たちが青のバッジ(拉致議連)をつけているが、これも利害関係や思想信条の道具に使われている感じがします。
オーストラリアの捕鯨反対団体もそうですが、この手の偽善団体は、問題が解決しては逆に困り、絶えず、問題を誇示して活動の意義を正当化するのです。
日本には、在特会という正に偽善差別団体が自民党など保守層のバックアップもあり、日本中で活動しましたが、どんな国にも保守という盾に守られて、排外主義を主張する者は、沢山いるけれど、メディアに踊らされることなく、人と人を見て、前向きに考える人も沢山います。
この動画で、ハグの活動をする桑原さんたちの活動は、凄く励まされる気持ちになります。
最近は、日本と韓国でここまで理解しえないのなら、いっその事、国交を断裂して、お互いが必要なら、新たに国交を結べばいいとまで、思っていた僕にとって、勇気づけられる動画です。
風潮に流されず、人を見ることが大切で、「森を見て、木を見ず」とならないようにしなければいけないと思った。
■
僕は、音楽の仕事に携わっているけれど、おっさんになっても、ミーハーなところは変わらず、アイドルが好きなのです。
昔は、日本のアイドルも好きだったけど、今は韓国のKARA,A-pink,T-ara そして
中国のSNH48グループで、車ではK-pop、自宅ではSNH48の動画サイトばかり観たり聴いたりしています。
K-popは、日本でコンサートやライブなどのイベントもあり、直接、応援することも出来るのですが、中国のSNH48は、動画サイトでしか触れ合える場がありません。
SNH48グループも姉妹グループ(北京、広州)も2つ増え(近日中に瀋陽で1つ増える)、メンバー数は本家のAKBグループに追いつく勢いです。
AKBと違い、動画サイトに配信される映像は数えきれないくらい多く、劇場公演も中国のサイトを通じて、生放送(無料、登録なし)で観ることが出来ます。
僕は、MCなども好きで観ていて、中国語が全く分からなくても、メンバーの特徴や個性を知ることで、楽しめることが出来るのです。
それでも、最近は、日本語字幕を付けてくれている動画も多く、この動画なんか観れば、中国の女の子に対する親近感も生まれ、中国に対する誤った偏見が少しでも薄らぐのではないかと僕は思っています。
この動画は、AKBの前田敦子似のナナコことチャン・シンちゃんの面白エピソードを紹介しているのですが、このチャン・シンちゃんは、前田敦子さんに劣らずの可愛さもあり、スタイル抜群で、歌や踊りのスキルも高く、HⅡチームのエースにも関わらず、今までの総選挙でいずれも圏外という結果になっています。
本当に以外で残念なのですが、前田敦子似というのが、何かのネックになっていたのなら、素の彼女を見て欲しいと思うのです。
AKBのことはあまり知らないですが、SNH48では、綺麗、可愛いだけではダメで、自己表現の上手いメンバーが人気を得ているように思えます。
■
TWICEのこのMVが、視聴1億回を越したそうです。
TWICEと言えば、9人グループ中で日本人が3人もいるという異色のK-popグループですが、韓国でこんなに売れているいるのに、日本では殆ど報じられません。
日本では中国のような韓流禁止令は、表向きにはしませんが、裏では中国と同様な感じがします。
本来なら、TWICEが日本の歌番組に登場してもおかしくないのですが、情報番組でも殆ど触れられません。
これからも日韓の政治外交問題は悪化してゆくだろうから、K-popが日本のメディアで紹介されることは期待できないしょう。
中国も韓国も日本も共通して言えるのは、愛国的な内向きの声ばかりが大きく、その声に政権が影響されてしまう点だと思います。
音楽など文化面では、この3国は「いいものはいい」という感じで、尊重し合い、好む傾向は強いのですが、何分、そのような人は立場は弱い為、排外主義な者たちに対して、波風を立てず、おとなしく見守るしかないのです。
実際、日本の大ヒットアニメ「君の名は」中国で記録的なヒットをし、今年早々に上映した韓国でも凄い人気で、大ヒットの兆しが見えているそうです。
中国では、音楽、ドラマは、K-popで、アニメ、漫画は日本というのが人気があり、
日本でも宣伝をしなくてもk-pop人気は根強く、幾つかの男性グループは、アリーナクラスでもコンサートが出来るぐらい人気があるのです。
そして、一番問題と思う、中国の文化面を日本で、殆ど紹介しないが、「中国人は日本を嫌っている」という偏見が少しづつ変わっているように思えます。
テレビでは、相変わらず、中国の悪い面ばかりを報じて、いい面は報じないけれど、
中国の若い世代が、日本を訪れ、日本の良い面を素直に受け止めてくれていることを日本でも伝わりつつあり、特に、中国での日本への信頼感を知ることで、日本人は悪い気はしないと思うのです。
僕は、急速な進化を果たしたアイドルグループSNH48のことを日本人の若者が知ることになれば、両国の関係はもっと近いものになると思うのです。
アイドルに関わらず、グルメでも日本式を好む中国の若者は、日本に対する古い偏見は無いのだと思うのです。
日本は、中国から漢字という文字文化を受け、独自に進化させ、食べ物でも中国の拉麺を日本で進化させて、世界に日本のラーメンを広めていった。
悪く言うと他国の文化を利用し、それを加工して自分たち独自なものにしたとも言えるのだけれど、中国の人たちは、それを悪く言う人はあまりいないように思える。
実際、日本のラーメンは日式ラーメンとして、人気が高く、中国本土でも店舗を増やしているのです。
話は戻り、韓国人が慰安婦問題で、日本に対するイメージは悪いかも知れないが、日本人を頭から毛嫌いしているとは思えない。
その代表として、日本人メンバーが3人もいるTWICEを応援するという状況は、日本人として意外な感じがするのです。
ハッキリ言っておくが、政治外交というのは、国民の利益ではない自分たちの存在意義と利権の為の嘘の国益を守る為に、隣国の脅威を煽ったり、敵対心を持たそうとし、現政権に国民が不満や不信感を待たせないようにしているのです。
韓国や中国を見ればよく分かりますが、自分の国は意外と冷静に見れてなくて、テレビなどのメディアに上手に洗脳されているのです。
特に、日本は自民党と大企業の親密な関係上、テレビの大手スポンサーの意向に沿わなければいけないのです。
今のテレビは、御用ジャーナリストだけでなく、御用タレント、芸人も多く、テレビに常時出ている者は、大手スポンサーのおかげで、莫大な収入を得ているのです。
今のテレビでは、リベラルな人は、変わり者扱いされ、場合によっては非国民、売国奴扱いされるのです。
今年も批判を受けても、韓国や中国の文化面での好きなものをドンドン紹介して、クダラナイ差別や偏見を払しょくしてゆきたいと思います。
■
昨日、AKB48のファンミーティングが、中国・上海であったけど、
決別したSNH48に対する対抗策としか思えない。
AKSが、本気で中国で勝負しようとする意気込みは感じられなかった。
SNH48に対する嫌がらせにしかなっていないが、この程度なら、あまり影響は無いと思う。
ただ、SNH48のメンバーの中には、AKB48を愛し、渡辺麻友などAKB48のメンバーのファンも少なからず要るので、彼女たちの心は複雑と言うか、辛い気持ちになったと思う。
所詮、AKSは、AKBグループを尊敬し、理念を持ち続けるSNH48のメンバーの気持ちなんて微塵も考えていないのです。
単なるお金儲けという考えだけで、決別したSNH48に対しても、気持ちが入っていた訳では無かったのです。
今から考えれば、AKSと決別したのは良かったかも知れない。
安倍政権と寄り添う秋元康氏は、政治と芸能を巧みに利用していると見做されても仕方ないし、このイベントにも足を運ぶこともなく、「中国で人気の渡辺麻友を出せば、それでいい」という感じがする。
本気で中国で、SNH48と勝負するなら、もっと中心メンバーを送るだろうし、一曲ぐらい中国語で歌うだろうが、簡単な挨拶程度という本気度が全く見られない。
そういう意味では、エイベックスの方が、本気度が伺える。
中国のアイドルグループ「ATF」を日本で訓練し、楽曲をちゃんと提供しているのだから、関わり方が全く違うのです。
中国では、K-popが人気が高いけれど、政治外交問題で、排除されつつあるので、日本式のアイドルが人気を広げる要因は高い。
それに、中国人のアイドルを育てるのだから、中国の若者は益々、関心を高めてゆくと思われます。
SNH48を甘く見ていたAKSは、既に大きくなり、メディアにも多く出演するSNHグループに太刀打ち出来ないだろう。
以前は、AKB48にSNH48が勝っているのは、ルックスだけだと思っていたけど、最近はパフォーマンスやMC力も劣っていないように思える。
日本語で話したり歌ったりするメンバーが多く、民族舞踊・音楽などに精通するメンバーもいるので、中国市場だけでなく、日本でデビューしても人気を得る可能性は高いと思う。
まぁ、日本が中国のエンタメを受け入れないだろうし、AKSの存在がそれを許さないと思うので、難しいだろうけど、僕みたいにネット上での潜在的な日本人のファンは増えてゆくと思うけど!
ただ、可哀想なのは、SNH48グループのメンバーだと思うし、AKB48グループのメンバーも決別は望んでなかったと思う。
AKSの創始者の秋元氏は、反SNHだけれど、窪田、芝の両氏は、SNHを推しているので、今からでもAKS側は、SNH側と和解する方が得だと僕は思う。
■
日本のイベントには出ているけど、まだ日本でデビューしていないLovelyzは、
個人的に興味のあるガールズグループです。
メンバーが、8人というだけで、名前も全く知らないのですが、
A-pinkを日本デビューCDリリースイベントの動画を観た感じと少し似ています。
僕は、基本的にガールズグループは、ルックスだけでファンにはなりません。
楽曲が好みであり、歌声が個人的に良いと思えれば、その後から、メンバー自身に興味を持ち、好感が持てれば、ファンになってしまうのです。
大好きだったKARAは、日本デビュー曲「ミスター」でのイメージは個人的にそんなに良くなかったです。
何となく興味はあったものの当時は「ミスター」の曲自体はそんなに好きではなかった。
ルックスも曲に合わせた濃い目のメイクだったので、まさか、大ファンになるとは思いませんでした。
その後、仕事場の知り合いにKARAのCDを貸してもらったことが、きっかけですが、CDを借りる時は、日本語バージョンだと思って借りたのですが、韓国語バージョンだったので気が進まない感じで、何となく聞いたところ、楽曲も好みだったし、歌声が新鮮で凄く良かったのです。
そこからは、動画サイトで過去の歌を調べたり、素の彼女たちを撮ったプライベート動画などを観る内に、どんどん引き込まれたのです。
そして、KARAを筆頭に日本へ来るグループは、日本語と日本文化をよく勉強し、日本に対するリスペクトを感じるのです。
日本人の中には、「商売の為に、そう装っているだけだ」という人がいますが、プロなのだからお金の為に、日本人に対して良く見せよとするのは当たり前で、どの国のアーチストもボランティアのみで活動する人は殆どいないでしょう。
商売前提であっても、日本語をマスターするのは、相当な努力が必要で、その努力が日本人ファンとしては、とても嬉しいのです。
話が反れてしまったけど、Lovelyzの歌はいいです。
是非、日本で正式にデビューして欲しいです!