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韓国にTWICEというガールズグループが居て、今、韓国で人気が上がってきているそうです。
この9人のメンバーの内、5人は韓国人ですが、一人は台湾人、そして、3人が日本人なのです。
そして、台湾人や日本人メンバーの人気も高いそうで、何で、日本のメディアではこのグループのことを取上げないのか不思議でなりません。
日本人の僕からすれば、日本人メンバーが3人も居るのだから、日本のテレビでもっと応援し、推してあげてもいいと思うのです。
中国でもLunarというガールズグループがあり、日本人メンバーが一人居るそうです。
ほとんどの日本人は、知らないでしょう。
AKBグループであるSNH48の情報も良心的なものは皆無で、ネットで4000年に一人と言う評判で有名になった「キクちゃん」でさえ、週刊「プレイボーイ」以外のメディでは、取上げていない感じで、日本では中国や韓国に対する好感度に繋がるものは敢えて出さない風潮があるように僕は個人的に感じます。
中国は独裁国家で、韓国も未成熟な国家というイメージがありますが、日本が民主主義でありながら一番内向きな感じがするのです。
関西のよみうりテレビでは「そこまで言って委員会」という番組があり、兎に角、中国、韓国、北朝鮮をバッシングし、これらの国を擁護したりすると反日扱いされるという恥知らずな番組なのです。
この番組の生命線は、中国、韓国、北朝鮮の悪い面だけを取上げて、盛り上がると言う情けない番組なのですが、テレビ全般的にみると、この3国と仲良くなると都合の悪い人たちが多いようで、隣国に仮想敵国を置くことで、安倍政権に向けられる国民の意識は寛容になり、日本人は知らぬ間に、安倍政権の思惑通りに洗脳されているように僕は思えるのです。
僕の考え方は少数派であり、保守派からは否定されるでしょうが、安倍政権が日本を変えようとしている手法は、傲慢であり、かつてのナチスのやり方と似ているのです。
だいたい、「中国は!韓国は!日本は!」といったように、一括りにして語ること自体が、おかしな話で、政治の話はいいとしても、文化や音楽までバッシングの対象にするのはとても許す事は出来ません。
中国人でも韓国人でも日本人でも、良い人も居れば、そうでない人が居る訳で、民族単位で決め付けたようなことを言うのは稚拙だと思うのです。
ようやく、国会でとおるだろう「ヘイトスピーチ」に対する法律は、遅すぎるし、不十分なところもあり、やっぱり、自民党(安倍政権)はヘイトスピーチをする団体と深い関係があったことを再認識出来ました。
人を侮辱し、中傷することが、「表現の自由」というなら、何を言っても許されるということになり、日本でも強く規制されている児童ポルノも個人の自由であり、表現の自由と言う定義に入ってしまうと思うのです。
どう考えても「ヘイトスピーチ」は、許されるものではなく、日本人としても日本人の価値観を誤解されるという危険性もあり、日本の恥であり、日本の汚点だと僕は思います。
隣国と友好的になると何が変わるでしょうか?軍事費が削減され、軍事複合体に関わる人たちの利益が損なわれます。
テロや戦争はハッキリ言って、商売です。
宗教心や愛国心を煽ることで、正当化しようとしますが、一部の利益の為に、下々の庶民の命が軽んじられるのです。
日本は、軍事費に税金を費やす余裕はないはず、福祉を充実しないと国は駄目になってしまいます。
嫌悪や憎悪の連鎖を止めなければ、日本どころか世界は終わるでしょう!